今日は、工務店さんとの打ち合わせ日。
設計の変更点が中心です。


家の設計は、大体前任の設計士さんの段階で固まっていたので、
工務店の設計士さんは、それを詳細設計図面に書き直したのが中心ですが、
ちょこちょこと変更点も。
工務店さんに話を持っていった後から、ベランダ回りを変更したので、
そこから派生して、窓の位置を変えたり、軒天を斜めにしたり。


あと、一番大きいのは、屋根の高さを上げて、
ルーフバルコニーの屋根とパラペットの収まりを変えたのですが、
それに伴い、1階2階の天井高が上がったので、
階段の段数を増やし、割付を変更。
今までは、12段の回り階段で、曲がるところは2段の段差で、
三角の踏み板が無いのが気に入っていたのですが・・・
新しい天井高で12段で納めようとすると、
1段がかなり高くなってしまう・・という事で、増やす事にしたのですが。
設計士さんが持ってきた、図面では14段で、曲がる所が三角5つの形。
しかし、三角形だと内側の踏み板が極端に狭くなるので、
子供が足を踏み外し易いので、旦那さんは避けたいらしい。
でも、段数を増やすには、曲がるところを三角にしないといけない。
設計士さん曰く、
「段数的には、13段でも蹴上げの高さは大丈夫になるんですが・・
 13段は、一応避けて来たんです。」
それに対し、旦那さんは、
「鉄砲なら13段は避けたいですけど、
 回り階段だから、あんまり気にする事はないかなって思うんですが」
と言いながら、私の意見を求める視線・・・
それに伴い、設計士さん達も『奥様は?』みたいな視線を送ってこられたので、
素直に、疑問をぶつけてみた。
「そもそも、何で13段は避けたいんでしょう?」
言った瞬間、営業さんも設計士さんも、笑いを隠し切れてませんでした・・・
すかさず、旦那さんが死刑台の階段が13段の真っ直ぐな階段だから、
嫌がる人も居るって事を説明してくれて、漸く13段の謎を把握。
うん、まあ、建築の世界の常識だって事は、空気で分かったよ・・・
取りあえず、13段の謎を今知った位なので、私は気にしないって事を伝えて。
今時、死刑台に階段なんて無いしな。
「13段で良いなら、色々とあるんですが・・」
と、設計士さんも割付方法を何パターンか教えてくれて。
その中で、旦那さんも納得出来る割付があったので、新しい階段の形も決まりました。


後は、今後の予定を確認し合ったりして、今日の打ち合わせは終了したのですが、
今日の階段のやりとりで、工務店さんにも、
超詳しい旦那さんと、超分かってない奥さんという、我が家の図式を暴露してしまいました・・・
良いんだ、我が家はこれで丁度良いバランスなんだ・・と思う事にする。