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昨日作った頭ですが、やっぱり大きすぎる様な気がしたので、
今日は、頭を絞って詰め直すところから。
・・・やり直してみたのですが、大きさは余り変わりませんでした・・
でも、首は細くなったので良しとする。
で、この頭に凧糸で絞って、顔の輪郭を作っていきます。
完成後、横顔。
←後頭部、→顔です。
顔は意図せずして、さくらに良く似た下ぶくれのぽっちゃりさんになりました。
多分、頭の羊毛を固く詰めることが出来なかったせいだと思われますが。
まぁ、さくらに似てるから良しとする。
その頭にジャージ生地を被せて閉じて、本日作業を開始してから2時間半。
合計作業時間は、6時間半。
そして、昨日作った腕を2本くっつけ、
さらにそのくっつけた腕を、マフ(頭の首部分)にくっつけて。
なかなか人形らしくなってきました。
そして、ここからが一大作業の始まり。
マフと胴体を首でくっつけるのですが・・・
これが、今までの作業が生易しく思えるほど、キツイ。
首を胴体に入れても、胴体に入っている羊毛に弾き返されるのを押さえつけながら、
マフと胴体をくっつけていかなければならず・・・
そのしんどさは、『これ、絶対納まり切らないって!』と思うほど。
『何でこんなに羊毛を詰めるの?!』とウォルドルフ人形自体を否定しにかかったり、
「縫い止めましょう」とか簡単に書いてあるテキストが
腹ただしく思えてくる程のしんどさです(苦笑)。
テキストでは、「まずピンで止めましょう」とあるのですが、
私はピンの止め方が下手なのか、止めても止めても詰め込んでいる内に、
反対側のピンが弾け飛んで、留まらないのです。
ここで腕を付け始めてから2時間経過・・・
時計を見て、『こんなに格闘してたのかよ!』と自分にツッコミを入れた程。
というか、気付くのが遅すぎるのか・・・
結局ピンで止めるのは諦めました・・(苦笑)。
なので、針で糸を引っ張り上げ、前後のジャージと首をむりやりくっつけました。
脇の下や肩口から羊毛が大量に爆発してきましたが、
『後から押し込めばOKOK!』と強行突破。
そして、首周りをちくちくと縫い合わせ。
首周りの縫い方はテキストに2パターン載っていますが、
私は楽そうな放射線状縫いで。
2時間程首を縫い合わせて、胴体を首がくっつきました。
脇から出て来た羊毛は、見栄えを良くする為、少し詰め込んでみました。
作業中は、この3倍は脇から羊毛がはみ出ていたかと(苦笑)。
羊毛がぎちぎちに詰まった体を塗っていると、
針を引き抜く親指と人差し指が痛くなったので、
途中で、旦那さんの革手袋を借りたり。
革手袋を手に入れてからは、指もそれほど痛くなくなり、
針も滑らなくなったので、かなり楽になりました。
最低でも、指ぬき程度の指を保護する物は用意して置いた方が良さそうです。
後は、途中で力を込め過ぎて、革手袋をしていない左手の肌荒れが裂け、
出血して、人形を血で汚してしまいました・・・(´Д`;;
洗剤を薄めた物でポンポンすると落ちてくれたので良かったですが、
さくらが遊ぶ前の、製作段階で汚すなんて・・・orz
でも、講習会に行かず、自力でウォルドルフ人形を作っている
他の方のブログとかを見ても、
私以上に首と胴体の接続に時間を取られている人はいないので、
多分、私は全体的に羊毛の詰め込みが緩かったんだと思われます・・
頭囲や首周りは規定より5cm位大きいし(苦笑)。
適当にやって来たツケが、頭と胴体の接続時に回ってきた感じでしょうか・・
まぁ、取りあえず本日の作業時間、6時間半。
合計作業時間、10時間半。
・・・今日は、一寸頑張りすぎた。