入院生活に慣れて来ると、
お医者さんや看護士さんの勤務形態も見えて来ます。


この病院の前に入院していた病院は、
開業医さんの病院だったので、
病院の一番上が先生のお家になっているみたいでした。
夜間は、看護士と助産師の資格を持った人が1人で対応して、
お産の人が来て、お産が佳境になると、先生が呼び出され、
先生がバタバタと下に降りて行く感じ。


実際、私が緊急搬送される事になった夜も、
明らかに、家でお風呂入って寛いでた雰囲気の先生が、
慌てて着替えて、上から降りて来られて、
「じゃ、診察してみましょうか」
って感じで対応してくれて、緊急搬送される事になったら、
一緒に救急車に乗って、
この病院の先生に病状の経過とかを説明して、
最後に私に声を掛けてくれて、慌ただしく戻られて行き・・・
出て来る時は、お産の人が居なかったとは言え、
何時お産の人がやって来るか分からないのに、
申し訳ないなーと思ったのですが。


今入院している大学病院は大きいんですが、
やっぱり勤務形態は過酷そう。
看護士さんは、8〜21時の昼当番、20〜9時の夜当番、
そして普通勤務時間の3つを
ローテーションで回しているっぽい。
なので、夜21時前に
「担当変わります。有難うございました」
って去って行った昼当番の看護士さんが、
翌日の21時前に、
「夜の担当になります。宜しくお願いします」
って挨拶に来たりする。
こんなに大きい病院でも、
3交代制になってないんだな・・って吃驚。


お医者さんは、更に過酷そうで・・・
私が緊急搬送された時に対応してくれた、
お医者さんが、日が変わった昼すぎ以降も居る声がしたり。
朝の回診の時に、
「じゃ、今日は僕が24時間担当になりますので、
何か変わった事があれば、すぐ言って下さいね」
って爽やかに去って行ったりする。
夜、暇な時に仮眠出来るにしても、24時間ってアナタ・・・
そして、病室に来るお医者さんは4人位しか居ない・・・
外来には、まだ居るのかもしれませんが・・


取り敢えず、何処のお医者さんにも看護士さんも、
大変なお仕事だと、身に染みて感じる入院生活です。