今日は、金物検査がありましたが、
土曜日走り回った甲斐あって、無事に検査を通った様です。
1階の窓も入って、木曜日には透湿防水シートが貼られる予定。
透湿防水シートが貼られれば、雨の心配が少しは薄れるので、
何とか梅雨入りまでには貼り終わって欲しいところ。


ところで、今日は同じ工務店で建てていて、
長期優良住宅の構造見学会をやっていたお宅を覗きに行ってみました。
家は、上棟から1ヶ月半位経過していますが、
このお宅は、家より後に上棟していて、上棟後1ヶ月。
なのに、家より工事が進んでた。
透湿防水シートは貼り終わってて、断熱材とか電気配線工事に取りかかってて・・
そのお宅は、長期優良の先導事業になってるお宅なので、
大工さんを沢山投入して、工務店さんも力が入ってるのは分かるのですが・・


大工さんの数じゃどうにもならない事が1つあるのです。
それは、1階床の合板。
我が家には、1ヶ月以上、
「入って来ない」
と言い続けられていた、1階床の合板。
我が家は、1階床の合板が入って来ないので、大工さんの仕事は遅れるし、
こんなに軸組が雨に晒される事を心配する事態になり、
結局施工方法を変えて、1階床の合板は後付け・・って事になったのに。


そのお宅の1階に合板が綺麗に張られているのを見て、
凄く気持ちが落ちこんでいくのを感じました。
上棟のタイミングを考えると、発注も家の方が先だった筈。
なのに、向こうに先に貼られてる。
これで、家の方の部材を向こうに回されてるんじゃないかって
疑いを持つなって方が無理。


震災の影響で合板の入手が難しくなって、
取りあえず確保出来た分を、優先順位の高い現場に回したっていう
工務店さんの考えは分かりますよ?
次の発注でかけてた分を、家に回せば良いって考えだったのが、
震災の影響が思ったよりも大きくて、
全然次が入荷しないって結果になったのも分かりますよ?
でも、そういう事は家には何の落ち度もないのだから、
せめて家の現場には、影響がでない様にして欲しかった。
影響出まくった後から言っても仕方ない事かもしれませんけど。
「震災の影響は仕方ないけど、
 上棟するからには、せめて雨仕舞いまでは滞りなく出来るように」
って確認して、
「大丈夫です。我が家の分は、資財も確保出来そうです」
って言ってたから、上棟したのに。
雨でびっしょりになった軸組や、金物を見る度に、
『合板さえ入ってくればなー』って思っていたのに。
仕方ないと思っていた事は、仕方なくなかったかもしれないと思った時の失望感。
顧客に優先順位をつけるのは、仕事を円滑にする為には仕方ない事かもしれないけど、
そういう事は、せめて目に見えない範囲に収めて欲しい。


勿論、これを今工務店さんに伝えるつもりはありません。
今更どうしようもない事だし、建設途中の段階で、
工務店さんとの間にしこりを作る様な事は、今後に影響がないとは言い切れないので。
旦那さんと話しているのは、
「今ある与えられたカードで最善をきっていく」
「一番大事なのは、自分達の家を良い家に仕上げること」
という事。
あとは、
「大工さんは、腕も良くて、人も良い人で良かった」
「この工務店は、他人にはお勧めできない」
という事です・・・