今になって、仕事をしていた頃の自分とか、
旦那さんと出会って暫くした頃の自分を振り返ることが多いです。
逆に、今だから思い出せることなのかもしれないですが。
一寸前に、安達祐実さんがTVで
「好きになった人が出来て、私はその人に頼ることを覚えてしまって、
 自分1人で出来たことが出来なくなりそうだから別れた」
というような事をお話されていて、
『あぁ・・皆、同じ事を考えるんだなぁ』って思ってみたり。
私も、旦那さんと出会って暫くして、そういう不安がすごくあって、
「旦那さんといると、自分がどんどん弱くなってダメになる気がする」って事を話して、
じゃ、実質的に別れるか?って話になったことがあるので。


頼れる人を見つけてしまって、その人に自分の弱い所を支えて貰える事を知ると、
何だか、女というのは自分が弱くなった・・と感じるものなのかなぁ。
自分1人で立てていた筈なのに、今は支えて貰っていることが弱くなったと感じられて、
もう二度と自分1人の力だけで立てないんじゃないかって思えてしまったりして。
誰にでも弱い部分はあるのに、その弱い部分も含めて、
丸ごと自分なんだって見つめるのが辛かった。
自分はもっとしっかりしなきゃってばっかり思ってた。
結局、旦那さんと別れるかどうかの喧嘩をした時は、
私は旦那さんと一緒にいれない事の方が辛くて、それで仲直りをして今に至る訳ですが。
まだ、旦那さんから手を離されて転んだ訳でもないのに、
転んだ時の事を考えても仕方ないのに・・
転んだら転んだ時、自分で立ち上がるしかないんだって、今なら思えるのに。
そういう分岐点に立って、相手の手を自分から離した人も知っていますが、
それはそれで強いなぁって思うし、間違ってもいないと思うんだけど。
旦那さんが「奥さんは、俺の支えにもなってるんだよ」とか嬉しいことを言ってくれるので、
そんな人が、他の人にも現れてくれると良いなぁって思ってみたり。
弱いところを見せれる人が現れて、弱い所も丸ごとひっくるめて、
大丈夫だよって、そう言って貰えるだけで良いのに。