夕方、さくらに
「おでかけするよっ」
と言われ、近所を2人で散歩してきました。


散歩に出掛けてすぐ、エノコログサが生えていたので、
1つ取って、さくらに
「これはねー猫さんが喜ぶんだよー。
 ネコジャラシって言うの」
と言うと、
「ねこさん!
 ねじゃじゃし!ねじゃじゃし!」
と大喜び。
他にも近所の畑に向日葵が咲いていたりするのとかを見ながら、
2人で夕暮れの中をのんびりお散歩。


ぐるーっと歩いて、家の近くまで戻って来ると、
路地に野良猫がいっぱいたむろっていました。
それを見て、さくらは大喜び。
「ねこさん!」
早速、ずっと握っていたネコジャラシを差し出しつつ、
じりじりと猫に近寄っていく、さくら。
しかし、動かないネコジャラシを握り、にじり寄ってくる子供に、
当然、猫は逃げだし・・・・
さくらは、逃げた猫を見送った後、
『ママ、これ役に立たない』という顔で、
ネコジャラシを私に返して来ました・・・(苦笑)。


そのことをパパに話したら、パパが
ネコジャラシはねー、さくらが猫さんと
 仲良くなってからじゃないと役に立たないんだよー」
とフォロー。
でも、さくらはとってもつまらなそうな顔をしていました・・
ママの最初の説明でネコジャラシさえあれば、猫と仲良くなれると、
期待を抱かせてしまっていたようです・・(苦笑)。