今日は、新しい家の方向性が変わったので、工務店さんと緊急の打ち合わせ。
結果から言うと、長期優良住宅の認定を受け、補助金を受ける事は諦め、
長期優良住宅レベルの断熱・気密性能を付け、住宅エコポイントを貰う事にしました。
理由は色々とあるのですが、長期優良住宅でのメリットは昨日の日記に書きましたが、
それ以上にデメリットの方が、我が家にとっては
大きいのではないか・・という結論に落ち着いたので。



デメリットとしては、
まず、長期優良住宅の申請・認定の為に、それだけで工期が1ヶ月半伸びること。
更に、22年度の補助金エントリーは間に合うが、補助金交付申請の期日が厳しく、
23年度の補助金に期待したいところなのですが、
23年度については、まだ予算が成立していないので、
どこに聞いても「多分、大丈夫」的な回答で、現段階で確定は出来ず。
予算成立後の23年度の正式発表を待つと、どうしても4月中旬すぎになりそうで、
それだけで、無駄に1ヶ月半の期間が開いてしまう事に。
かといって、不確定のままの補助金をあてにして、
長期優良住宅認定に行くのもどうなの・・って事で。
あとは長期優良住宅の場合は、耐震計算に壁だけではなく、床の計算が増える事で、
間取りの変更を強いられる可能性がある事も大きく。
今の段階では、未だ間取り変更をしなくても大丈夫みたいでしたが、
全部を計算してみて、やっぱり変更を・・ってなると、
再び間取りを考えるところからスタートになり、時間がかかるので。


更に、決め手になったのは、木のいえ整備促進事業の補助金を受ける時に、
築後30年間の維持保全計画を提出しなければいけないのですが、
これが、30年間、きめ細かいメンテナンスを家に施し続けなければいけない事になり、
後々のメンテナンス費まで考えると、
長期的にみれば、補助金を貰っても収支は微妙になることがありました。
メンテナンスをサボると、一応補助金や、受けた減税分の金額を返還・・という
ペナルティもあるみたいだし。


結局、ローン減税のメリットを受けず、
補助金額と固定資産税減税分のメリットよりは、
工期が約3ヶ月伸びる負担、30年間のメンテナンス費のデメリットの方が大きく、
それよりは、素直に住宅エコポイントを受けた方が良いかなという結論です。
住宅エコポイントの場合は、工期も伸ばさずに済み、予定通りに行くので。
取りあえず、色々考えましたが、ここまで来てからの変更としては、
これが一番ベストな選択じゃないかなと。
正直、今までこれだけやってきて、
今更間取りに戻れって言われるのは、凄く嫌だったんだ・・・