さくらが学校から、今、新国立美術館で行われている
展覧会のチラシを持って帰って来ました。
ゴッホなんかが展示されてるらしく、
「有名な人の絵だねー」
と話していたら、
「ママ、すきなえ?」
と聞くので、正直に
「ママは、こっちの人の絵の方がすきかな」
と、スーラの絵を指さしたところ、
「ママは、ほかにどんなえがすき?」
と聞いてくるので、夏に実家に帰省した時、さくらが私が子供の頃の賞状入れを見ていて、
その中に1枚だけ入っていた、絵に興味を持っていたのを思いだした。
「さくら、お祖父ちゃん家で、ママの賞状入れに絵が入ってたの覚えてる?」
と言うと、反応はイマイチだったんですが、検索で出した絵を見せると、
「あー!おぼえてる!」


その絵は、平山郁夫「月華厳島」。
私の親は、私達兄弟が小学生の小さいうちから、日展とか院展に毎年連れて行く様な親で。
毎年、日展院展を見に行ってたんですが、ある年に見た「月華厳島」と、
それに対になる様に飾られていた「光耀厳島」を見た時は、子供心に凄く感動して。
売店でA4サイズくらいの絵の印刷複製品を買って貰ったんです。
本当は、「月華厳島」と「光耀厳島」2枚欲しかったんですが、
値段的に買って貰えるのは1枚だけだったので、「月華厳島」だけ。
それを入れる額とかもないし、保存場所に迷った挙げ句、
賞状入れの中に入れて宝物にしていたのでした。


そういう話を、さくらにもして、
「本物の絵を見たら、さくらも凄いなーって感動するかもね」
と言ったら、
「わたしも、見てみたい!
 これ、行ってみたい!」
と言い出した。
うーん・・まぁ、絵に触れさせる良い機会かなぁ。
そろそろさくらは美術館とかも大丈夫な年齢だし・・・
問題は、ゆずだけど(苦笑)。
11月12月は、色々と忙しいのですが、何とか時間を見つけて、
さくらの希望を叶えられる様に努力します。